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鍼、ボディーワーカーの将来は?

日本では、鍼灸は専門学校の部類に入る。専門学校を卒業するまでに3年間もかかるが、医学大学との連携がなく、本格的な医療として認められる道がなかなか見えてこない。

 一方で、アメリカでは鍼師になろうとすると、3年かけてのマスター(修士)課程となる。これには驚きだ。東洋医学を学び、大学よりも上の大学院の資格がもらえる。これはアメリカならではかも知れない。東洋医学の手法に、科学的研究が盛んに行われ、それが学会で認められてきている。大学院のコースでは、鍼に加え、漢方の処方の仕方も学ぶそうだ。カイロプラクティックほどではないが、価値はそれに迫ってきている。 
一方ボディーワーク(マッサージ)セラピーの学校はというと、まだそこまではいかない。大学との連携はというと、やっとアメリカでも2年生大学の単位の中で、マッサージの基礎についていくらか教えますよ、というくらいだ。でも、短期大学の単位の中にマッサージが入ってきている事実がすごいと思う。今まで、そしてこれからの将来について、僕の学校の先生はこう言っていた。

 1970年代は、マッサージセラピストになるというと、白い目でみられたそうだ。マッサージと聞くと、セクシャルな意味合いが含まれている、と思われたそうだ。それほどまだ倫理的な基盤ができていなかった。全米でも20~30個くらいしか学校がなかったと言っていた。それから35年経った今、数百もの学校が乱立するようになった。カイロ、鍼には及ばないが、今では大分科学的な調査も行われるようになっている。そして、全米での標準資格が広まるなどの動きを見せている。医者の承諾があれば、制限はあるが保険も効くことが多い。

 これから10年後は、今セラピーの学校で学んでいる単位が、短期大学の単位と交換できるくらいのところまで成長していくだろう、と第一線で頑張っている先生が話していた。また20年、25年くらい後には、4年生大学でマッサージ課程ができるようなことにもなっていく、とおっしゃっていた。その実現へ向けて頑張っているのが、僕たちの先生方、また経験あるセラピストの方々だ。実際に僕が通う学校のプログラムも、2年生になり、そしてさらに4年生になっていく構想があるそうだ。医療として十分認められるべきものが、今は社会的にそれ相応の価値を得れないことはもどかしいと思う。将来僕の通う学校が、4年生の大学になることを夢見る。
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2006.02.01 01:02 | セラピーの市場 | トラックバック(0) | コメント(2) |

コメント一覧

Rolfingもアメリカではアメリカ医学会に参入できていますね。多くのRolferの方々の研究結果発表の賜物です。
「科学的・論理的」表現能力に関しては、アメリカにいた折に文化的な環境の違いを実感しました。
日本には古くから「免許皆伝」「奥義伝授」のようなシステムがありますが、それらでは西洋的なシステムに移行することは不可能ですね。全く意図するところがちがいますから・・・。どちらもよい制度ですが、「仕事」という観点から科学的な表現能力を鍛える努力の必要性を痛感しています。

2006.08.29 01:08 URL | りつこ #- [ 編集 ]

ロルフィングは多くの場所で認められていますよね。

アメリカ人は頭で納得するのが先で、それから学んだことを吸収できるような気がします。質問が多いのもそのせいだと思います。

日本は師匠について行くみたいなところがまだあって、先生のやることを観察して、何回も何回も真似て吸収していくイメージがありますね。

僕自身、ある尊敬する先生に、実際教えてももらいながら、その先生のビデオを何回も何回も見て研究し、納得いくまで練習しました。一方多くのアメリカの生徒は、一回学んだらすぐに自分のスタイルを始めている人がたくさんいてビックリしたことがあります。

日本の「免許皆伝」「奥義伝授」のようなシステムと、西洋の「科学的・論理的」表現能力の両方があれば、無敵になると感じます。日本の禅指圧を世界中に広めた、(故)増永静人さんはその両方を持っていた方だと思います。

2006.08.29 01:09 URL | けーじ #- [ 編集 ]

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