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セラピストの卵・番外編~サンフランシスコへ再び~

サンフランシスコに一人で降り立った、約3年半前。

英語がしゃべれずに、聞けずに、文化が分からずに四六時中緊張していた。

それでもセラピストになることを目標にやってきた。そして当時考えていた心理学の大学院を2つ訪れるため、この街に3週間滞在した。コロラドへ行く前のことだ。

これがアメリカでの旅の始まりだった。
今、約3年半を経て、また一人サンフランシスコに戻ってきた。

この旅の締めくくりを、自分の中で感じるために。

日系のスーパーで弁当を買い、公園へ行って一人食べる。ここへ来てそうしたときのように。

同じレジデンスクラブに泊まり、一人で食事をとる。ここに居たときのように。

一人で街を歩く。バスに乗る。初めてそうしたときのように。

初めてアメリカへ来たときの記憶が蘇ってきた。そして、この3年半の記憶が頭の中をよぎっていく。

今回は、あの時のような緊張はない。一人でも、あの時感じたような孤独感も、もうない。

公園では、見知らぬ人と会話をし始め、散歩しながら街をガイドしてもらった。お茶をその人のアパートでご馳走になりながらまた話した。旅の終わりにこんな一時もいいものだ。

サンフランシスコ46年在住、同じアパートに33年滞在、会計の会社に28年勤めた後にリタイア。今はこの大好きな街で、余生を静かに質素に楽しんでいらっしゃる。そんな人生もありだ。彼は僕の旅の話も、とても楽しんでくれたようだ。

食堂では日本人の人達が、英語がどれくらい上達したとか、日本には帰りたくないねー、なんて話しているが聞こえてくる。わざと大きな声で話していたのか、全部聞こえてきた。そんな時期もあったような。自分がもうそこに居ないことを感じながら、一人ゆっくりと食事をとった。

ジャパンタウンでは、たくさんの日本人を見た。日本語を聞いた。日本の店を見た。ここって、英語要らないんじゃないの?と思うくらい。英会話の宣伝の紙も貼ってある。ほんとに日本みたいだ。そうだ、僕はもうすぐ日本へ帰るんだ。全部が日本になる前に、サンフランシスコに寄って良かった。心の準備ができる。それにしても弁当がうまいな。

街の時は忙しく流れている。たくさんの人々でごった返している。様々の人種、人々のドラマが少しだけ垣間見えるのも楽しいものだ。

そんな風景を眺めながら、久しぶりにゆっくりと流れる、自分の時の中で、僕はこの旅の終わりを感じている。

アメリカでセラピストになることを決心し、語学から学び始め、数々のボディーワークを体得してセラピストになった。今も学びの途上にいるけれど、この部分では自分の納得のいくところまでたどり着けたと思う。

一つの始まりと終わりがあり、出会いと別れがあり、もう一つの始まりと出会いがやってくる。その時まで、もう少しこのままでいよう。

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2007.01.08 15:02 | 経験からのお話 | トラックバック(0) | コメント(0) |

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