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タッチの質

 ボディーワークの授業での一コマ。5分ごとにいろいろ異なったマッサージテーブルでワークをした。違ったテーブルの高さに慣れるためだ。もろろん受け手も変わっていく。
受け手の時に、クラスメート達のいろいろなタッチを感じながら思う。15人中、5人が繊細なタッチを持っている。この人数に僕も含まれる。客観的に見て繊細なタッチを持っている人は少ない。この5人のタッチも繊細とはいっても様々。まだ練習中だから、これで経験を積んでいくと良い線いってると感じるタッチだ。独立したセラピストとして顧客が離れていかないようになるであろう、そんなタッチ。その人のタッチの質はすぐに分かる。気配りが細部まで行き渡っているか。たとえマッサージ中ではなくても、その人の気遣いはシーツの扱い、触れられたときの柔らかさ、雰囲気など、すぐに伝わる。

 それにクライアント(受け手)がほしがっている場所と深さに届いているか。それが最も重要な鍵だ。僕はもともとツボというものが分かる。小さな頃から両親にマッサージをしてきたからかも。大学へ行っても疲れた友達にやっていたりしたし。そのせいもあってか、受け手のほしがっているところが分かるし、受け手がどう感じているかもおおよそ感じることができる。これは一つの大きな長所といって良いだろう。

 その受け手がほしがる点にどのように圧をかけるか。僕はマッサージを習うまでは力を使っていたので、相手が気持ちよくても、自分が疲れていた。これでは続かない。自分も相手も気持ちよく感じるには、ほとんどが体重を使って圧のかけ方を調節する。力ではなく、体重移動をして圧を調節する。ほんとに微妙なところは指の角度の調節、ある程度力も使いながら調節していく。そうして体が慣れることができて始めて納得のいったマッサージの芸術が完成する。

 そんなときはなめらかな動きの流れに乗っている。とても気分がいいものだ。しかしそれができるまでには練習を積む必要がある。今のところまだ体重を使っての圧の調節の仕方は数をこなしていないので慣れないことも多く、プレッシャーの調節は苦手な部分がまだまだある。受ける人の体型も様々。自分の快適な姿勢と、疲れない方法を見いだすまでは時間がかかる。体がちゃんとした姿勢を覚えるまで練習あるのみ。しばしばリラックスできていないときには昔のように自分の腕や指の力で調節しようとしてしまう。指の方が体重をかけるよりも繊細なことは繊細なので、そっちに頼りがちになってしまうのだ。そして後で疲れる。

 今はまだまだ練習中。今日は腕のマッサージで慣れていたので自分の思うように調節でき、受け手のクラスメートがとっても賞賛の声をかけてくれた。あるクラスメートは僕がマッサージをしているときに、他の女の人だと思っていた。良いフィードバックだ。受け手の欲しいところに届く力強さと同時に、女性の持つやわらかさも兼ね備えているととれる。これが全身にできたらプロとしてもやっていける。

 そしてこの受け手がほしがっているところに達することで、リラックスを超えたマッサージ効果も発動し始める。不思議なことに本物の治癒が発動する。クライアントが持っている症状が本当に治る。

 さて話は戻るけれど、授業で受け手になると、僕がほしがっているところまで届いてくれる人がとっても少ない。僕のツボは他の人よりも深い位置にあるためか、本当に少ない。15人いて、5人が繊細といっても今のところそのうち3人くらいじゃないだろうか。。もちろん最初は数回プレッシャー(圧)が丁度かどうかを聞く。そうしないとそのひとが届いてもらいたい深さは個人個人で千差万別だからだ。

 でもそのあとその人の特徴を即座にくみ取って全身にわたって調節できる人は少ない。これは先生レベルになってくる。これは芸術だと思う。こうなるまでは、マッサージにかける時間が物理的に必要だからある時間がかかるだろう。それでもそれもそう遠くない、と自分では感じている。早く自分の癒しの芸術を、受け手の人に堪能してもらえるようになりたいものだ。
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2005.02.08 15:18 | カラダ | トラックバック(0) | コメント(0) |

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