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病院でのインターンシップ②

 最近ではどのように患者さんに接したら良いか、またどのようにワークをすれば良いかが、少しずつ分かってきました。今までに、心臓系の疾患、肺炎、癌、糖尿病、ヘルニアなどの病状をもつ方達にワークをしてきました。

 
 アメリカでは入院代がとても高いので、入院して手術を受けてもすぐに家に帰ってしまいます。患者の入れ替わりが早いことにはビックリしてしまいます。手術だけ受けたらすぐにでも帰宅する、という人がめずらしくありません。ただ違和感があるのは、なんでもかんでも手術で解決してしまう点です。もっと体のケアをきちんとしていたら手術を受けなくても済むのではないか、と感じる患者さんもしばしば。

 西洋医学は診断、悪かったら薬、それでも治らなければ手術、というパターンを肌で感じます。患者さんも自分の体のケアについて無関心でやってきた人達も多いのでは、と思います。病気の原因、ちゃんとわかっているのかなあ。また伝統や文化がないので、正しい食事の取り方を知らない人が多いようにも思えます。肥満体質の方が多いです。

 一方ワークをすると皆さんに感謝されます。その点は、患者さん達の助けになっているのでうれしいです。患者さんは長い間ベットに横になっているので、首や肩、腰や背中の痛みを訴える人が多いです。直接病気の箇所にワークすることはありません。僕たちがするのは補助的に助けになるようなボディーケアですね。それでも患者さんの痛みや苦痛は大きいので、マッサージの後の安らいだ顔、笑顔を見られるのはいいことだと思います。患者さん達は、苦痛から解き放たれる一時が必要なのです。体の神経やホルモンなどもタッチに反応しますから、副交感神経が刺激されて患者さんはリラックスモードに入ることができます。患者さんにとっては貴重な時間です。

 今日は5人の方にセッションをしました。時間はまちまち。その中に腎臓の病気で死が近い患者さんがいました。家族の方は、僕がマッサージをしている間、部屋の外にでて待機してくれました。意識はまだはっきりしていましたが、はっきりとはコミュニケーションがとれませんでした。それでもきちんとタッチに対して体が反応していました。その人を通しての感覚や雰囲気で、どこをほぐして欲しいかが分かってきます。また目(時々開ける)を見ているとどれくらい快適に感じてくれているのかどうかを確認できます。癌の患者さんにワークしたときも手を通して、その方がどこをほぐして欲しいかわかりました。

 すべてのワークに共通していたのが、響く感覚です。患者さんが押して欲しいと思っているポイントを押すと、ビーンとかすかに指に響いてきます。かすかなバイブレーションを感じるのです。今までセッションをしてきたなかで、幾人かの患者さん達は、僕のエネルギーを感じた、といってとても驚いていらっしゃいました。

 僕が感じているように患者さんも感じてくれていたようです。そして響く感覚が大きければ大きいほど効き目もあるようです。どのくらいその病気に対して効いているのかは残念ながら分かりませんが。患者さんからのフィードバックと、僕の感覚で、良くなっているのがちょっと分かる、感じる、としかいいようがないです。筋肉などの体の固さはセッション前と後で全然違うので、それでワークをしたその部分への効果は分かります。

 そんな感じで、様々なタイプの方達へのワークを通して、少しずつ自分の感覚も開拓しています。患者さんはタッチに対してとても敏感なので、いろいろと勉強になります。そんな病院でのインターンシップです。
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2005.05.22 14:55 | Boulder College of Massage Therapy | トラックバック(0) | コメント(0) |

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