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筋肉をテストする

だれでも必ず癖のある姿勢を持っています。そしてたいていの人が、なんらかの痛み、不快感、だるさなど持ちつつ日常生活を送っています。

 「どこに原因があるの?」と聞かれたときに、「この辺かな?」くらいしか普通は言いようがないでしょう。今日はどうやって、セッション中に、問題のある筋肉を特定するかについて説明したいと思います。なるべく分かりやすく伝えてみたいと思います。

 痛み、コリ、姿勢の歪みで、「どこの筋肉に問題があるのか?」と聞かれ、この筋肉!がこうなっているから、と科学的に答えることができます。その方法は、

①痛む部分についてクライアントの話を聞く

②姿勢の癖を見る

③どこの筋肉が適応して短くなっている(Adoptably Shortened) で、どの筋肉がストレッチして伸び、弱くなっている( Streched Weekened)になっているかというのを診る。

④その原因のありそうな筋肉、もしくは筋肉群を収縮させ、テストする。

⑤どの筋肉が弱っているかを判断する。

この5つのプロセスを経ます。

①まずは、先入観の入る余地なくそのクライアントを見ます。その上で見えてきたことを覚えておきます。そしてクライアントの話を聞きます。痛む箇所について、どういうふうにどれくらい痛むか。その痛みはどんな痛みか。どのくらいの頻度で痛むか。それは何時起こったか、などについて質問します。

②上の話を聞くと、なぜその人がその姿勢を持っているかが見えてきます。癖だけではありません。姿勢の原因は、産まれたときからの骨格が原因の場合もあります。その場合は、無理に理論的な枠に当てはめないことが大切です。

③A:どの筋肉が環境に適応して短くなっているか(adoptably shortened)、または B:ストレッチして弱くなっているか(Streched weekened)、を大まかに見ます。これは、姿勢の歪みから見ることができます。

ここで注意したいことは、ストレッチして弱くなっているからという理由で、その筋肉が柔らかいわけではないということ。A.Bどちらの場合も硬くなっている可能性があり、どちらの筋肉が治療を必要としているかを見分ける必要がでてきます。一人一人の体は違いますから、それらを判断するには経験も大切になってきます。その場合に、筋肉をテストする必要がでてきます。

④筋肉のテストです。筋肉の中には、自分の意志で動かせるもの、動かせないものがあります。僕たちは動かせる筋肉で主要なものを学んでいます。今現在学んでいる筋肉は全部で73個あります。その筋肉の名前、どこからどこまで繋がっているか、そして動作を覚えます。

 繋がっている部分は骨なので、もちろん一つ一つの骨の名前も覚えます。たいていの場合、一つの筋肉が複数の動作をするのでとても複雑です。それを一つ一つの筋肉について覚えないといけないので大変です。

 筋肉をテストする方法を学びます。いくつかの筋肉が同時に動いたりするので、関節を固定し、テストする筋肉や筋肉群を孤立させる必要がでてきます。そうしないと、どの筋肉が治療を必要としているか分からないからです。この筋肉をテストする方法や、テストするときのポジション、動作も覚えて、使えるように慣れないといけませんから、これまた大変です。テスト方法はとてもシンプル。動作に対し、抵抗を加え、筋肉の強さを見るのです。

 ⑤そうしてテストした後、力がなくバランスのとれていない、治療の必要な筋肉を特定することができます。莫大な情報量がこの過程には含まれます。

 これは、Kinesiology(身体運動学、運動療法)という分野になりますが、僕たちはまず、Structural Kinesiology で筋肉の名称と動作などの情報を覚え、そしてClinical Kinesiology でテスト方法を学びます。

 どの筋肉が症状の原因か明らかな場合は筋肉のテストをする必要はないのですが、それが分からなくても、原因を把握する視点、テストする技術をしっかりと学んでいるのです。これを使いこなせるようになれば、一般の方々だけではなく、スポーツ選手達にも十分施術することができます。もちろん筋肉を判断するだけでなく、その筋肉をどう扱うか、施術するかについても、もちろん学んでいます。

 クライアントの持つ姿勢や症状に合わせ、筋肉をテストでき、施術できること。これが学校を終えるまでにセッション中に使えるようになるのが、科学的根拠に基づいた技術面における目標です。これがセッション中にできるセラピストはなかなかいません。

 優れたスポーツインストラクターが把握しているような、かなりの上級レベルになります。でも先生がやっているから、きっと僕もできるようになってみせるぞ、という感じで覚えるべき膨大な情報量に圧倒されながらも、あくせく取り組んでいる途中です。その先生は世界的にも有名なクロスカントリーのスキー選手を長年クライアントとして抱えています。

 これらの過程を行えるまでには、知識が経験と結びついて自然に使えるようになります。経験の浅い僕が、全部の筋肉について使えるようになるのは無理だとしても、学べるうちにできるだけ学んでおかないとね。その先生に毎回質問を持って行って、できるだけアイデアと知識も吸収するようにしています。毎日新しい学びだらけで、それを覚えて吸収する時間がなかなかない。これだけでなく、他にも教科があるので、おいおい、頼むからちょっと待ってくれっ!とストップをかけたくなるような日々を送っています。今日は肉体的側面に焦点を当てて話してみました。

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2005.08.13 05:01 | カラダ | トラックバック(0) | コメント(0) |

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