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ロルフィングセッション◆10series①◆~8/29/05

この第一回目のセッションのキーワードは呼吸。今日からは下着姿で生徒達の前で歩いたりしなければならなかったので、初めはかなり緊張しました。僕の学校でも下着になること、下着もつけないで裸になることもありますが、それはシーツの下での話。いつもちゃんとシーツとブランケットでカバーされています。それに対して、今日からはパンツ一枚でみんなの前でクライアント役です。クラスの生徒達、約15~20の視線も集まるし、そりゃ緊張するわ。

 パンツ一枚で今日もぐるぐるぐるぐる、教室内をかなりの時間歩き回るようにいわれました。うーん、やっぱ緊張したなあ。でも個人的にセラピストとしては良い経験でした。快適ではありませんが、クライアントとしての恥ずかしさも十分に分かりますから。セッションの始めは緊張していたことと、忙しさからくるストレスから、かなり体に緊張感を保ったまま歩いていました。とくにお腹のあたりに張りを感じていたのを覚えています。こうした体の緊張を、自分がどう感じているのかをインストラクターと問答しながら歩きます。
 このレポートでは、どの箇所をどういうふうにケアした、という細かい順序やその内容よりも、自分が気づいたり感じたりしたことに焦点を当てて、書いていこうと思います。結局のところ、自分の中に残るのはこうした学びの部分になりますから。

 ロルフィングのセッションは初めてでしたが、セッションを受けているときに思ったことが4つあります。一つ目は質問されることが多く双方向のコミュニケーションを重視すること。2つ目はとっても微妙な同じ動きを何度もするように言われること。3つ目はモザイク的なワーク。そして4つ目は自己探検です。
  
  ロルフィングは、クライアントに自らの行動パターンに気づいてもらう、という趣旨が全面に出ています。そして、クライアントが気づき、変化し、成長するための潜在的な可能性を広げていくことを目的としていると感じました。セッション中も、クライアントが完全にリラックスして、セラピストに任せるのではなく、自分も参加しながらお互いにコミュニケーションしていきます。

  まず第一に思ったのは、ここをこういうふうに動かしてみて、という質問をたくさんされます。あるいは歩いているときに、目をもうすこし上向けにして歩いたらどんな感じがするか?とか、とにかく質問を多くされます。ロルファーはクライアントの気づきを促していくファシリテーターの役なのですね。

  第二に、それにガイダンスに従い、特定の箇所を動かそうと努力しますが、これがゆっくりした微妙な動きでなかなか把握できません。例えば、首を施術されているときに、「目を閉じて息をすって、息を吐くときにそっと目を開けて、ゆっくり辺りを見渡してみて。」といわれました。そしてインストラクターは息を吐くときに、首を下からそっと、ほんの少しだけ持ち上げました。インストラクターに体のある箇所を支えてもらいながら、同じ動きを繰り返しました。はじめの方は、「これは何を意味するのだろう?」と疑問に感じていました。でも動作を繰り返すうちに、ふといろいろなことを感じ始めていきました。

 自分が体をどういうふうに動かしているか、ということや、自分の意識が届いていない部分にほんの少しずつ気づいていきます。息を吐くときに目線を少し上向きに意識するだけで、いままでとは違ったパターンが見えてきました。

 例えば、落ち込んでいるときや、考え事をしているときには目線が下に行きがちになります。また、人混みの中では、遠くを見渡すということをせず、近くにばかり注意が向きます。もし、息を吐くときにただ目線を少し上向きにして、そっと辺りに注意を向けてみたらどうでしょう?今までのパターンを少し変えることができたら、物事に対する自分の気分や態度も変わってくるかもしれませんよね。

  あるいはガイダンスに従っても、何も気づかないかもしれません。「この動きについては何て言ったらいいかわからへんわ。微妙すぎてどう答えるべきなんやろ?」最初はそんなふうに思いました。

 でも分からなかったら分からないでいいのです。私たちの多くは、普段正しい答えや考え、を求めようとします。どんなふうに感じるべきなのか、何をすれば正しいのか、などということを知りたがります。特定の社会の中で、枠にはまった教えが幼い頃からインプットされているんですよね。

 でも、個人の成長の段階によって、気づくことは全く異なり、学びも人それぞれ。人の体格も、骨格も人それぞれ。その時期に、その人にとっての適切な学びがあるのです。そこに一つだけの正しい答えはありません。ワークの中では感じる機会を与えてくれているのですから、少しずつ自分の気づいたことを基に、自分らしく成長していけばいいのです。急がなくてもいいからね。焦らなくても大丈夫。そんなことをロルフィングはそっと教えてくれているようです。

  第三に、ロルフィングはモザイク的なワークだと感じました。パズルと言ってもいいかな。あのロルフィングのシンボルマークそのものです。第一回目のセッションでは、太ももの裏、胸、肋骨の辺り、肩胛骨、そして首などをワークしてもらいました。

 主に歩きと呼吸に関係する筋肉だと思います。バランスが第一に考えられてあるなあ、と感じました。ロルフィングの理論の枠組みの中で、僕の体に合った筋膜ストレッチがされていきます。ロルフィングは一枚の絵画のようです。自分が背負ってきた模様がキャンバスにすでに描かれているとすると、それを少しずつ上から塗り替えていくような感じかなあ。はじめは部分的に塗っていくので、その全体像が見えてきません。描きはじめから、よりよい完成に近づくように、10シリーズをかけて少しずつ塗り直していく感じですね。その絵画には完成というものはなく、よりベストに近づいていくようなものだと感じます。そのベストな状態というのは、クライアントにとって無理に力が入らない、本来の自然な状態といった感じでしょうか。

  最後に、自己探検。セッションは、ごく始まりにすぎません。自分のパターンを変えるヒントを与えられる場所であると感じました。もちろん肉体的には体が軽くなったり、感情を吐きだせたら、精神的にも軽くなると思うのですが、肉体に現れる癖、習慣を変えるのは自分でしかできません。その原因は心の部分にあるかもしれません。自分の気づきを基に、自分の行動に注意を払い始め、心身共によりよく変えていけるように努力する。それは自己探検をしながら自らが成長していくことであると思います。

  セッション後、みんなの前をもう一度ぐるぐる歩きました。先生や生徒達を信頼して体を委ねる。そうすると、恥ずかしさの部分からきていた緊張が随分とれました。この恥ずかしさというのは、完全に消すことはできません。恥ずかしいものは恥ずかしい。自分の心理的な境界線を越えて、体を見せるのですから。

 しかし、その緊張の一部分は、自分の体をどう見られるのだろう、という不安がある、というのも確かでした。何かしら、少しでも偏見の目でみられるのではないだろうか、という相手を疑う心理からきているものがあることを感じました。

 それは、相手を信頼しきれていない自分の心からきているものでもあったと思います。だれでも体のコンプレックスは持っていると思いますが、それを超えて相手が受け入れてくれることを信じること。その大切さを実感しました。余分な緊張がとれた感じでした。インストラクターのワークからも体の余計な力が抜けました。お腹や肩にこんなにも余計な力が入っていたのか、と気づきました。緊張していたり、ストレスがあったりすると、歩く動作一つにこんなにも影響するのか。歩いているときの感覚をセッションの前後に比較するだけで、ボディー、マインドに対するアウェアネスが高まっていきます。

 こうして普段の自分に気づいていくと、もっと楽に生きられるかも。そのきっかけを与えてくれるのがセラピスト側、僕のインストラクターです。彼女に感謝。ロルフィングは単なるボディーワークではありません。セラピストがアイダ・ロルフ女史のように、Body-Mind & Spirit の視点を持ち、そして暖かく包んでくれるとき、クライアントはより良い自分を発見していけるのだろうと思いました。
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2005.09.13 14:10 | ロルフィング | トラックバック(0) | コメント(5) |

コメント一覧

けーじさんをモデルとして迎えることのできたことは、クラスの幸せだったと思います。
本当にRolfingは、クライアントさんの内なる発見と成長のプロセスを拝見するものですから。そして、こうしてその貴重なプロセスを拝見できることに、感謝いたします。

2006.08.18 14:12 URL | りつこ #- [ 編集 ]

けーじさん、はじめまして。美奈といいます。私も最近#1を受けたばかりなので、大変興味深く読ませていただきました。

>自分らしく成長していけばいいのです。急がなくてもいいからね。焦らなくても大丈夫。

この言葉、心に染みました。次回も楽しみに待っています。

2006.08.18 14:12 URL | 美奈 #- [ 編集 ]

りつこさん>

 僕の方こそとっても、毎回楽しんで受けていますよ。新しい発見が肌で感じられるのがうれしいです。ロルフインスティテュートの暖かい雰囲気がとても気にいっています。そして、僕も来年の7月にロルフインスティテュートで、短い方の第1ユニットを開始する予定です。

~・~・~・~・~・~・~・・~・~~・~・~・~・~・~・~・~・~・

美奈さん>

 初めまして。美奈さんのロルフィングの体験記、読ませていただきました。美奈さんがおっしゃるように、枠の中に押し込められた自分の感情は、心身が覚えています。溜まった感情は全部吐きださせてあげてくださいね。

 アメリカに来てからつくづく思いますが、日本という国は周りの目を気にして(世間体とか)、子供をしつけます。子供はなかなか自分を表現する機会を持てません。でも同時に親には認めていてもらいたいですから、上手にその場をしのぐことを学んでいくんですよね。自分を抑えてでもね。子供は、学校でもみんなに同調するためにいろいろ気を遣っています。その抑えつづけてきた感情というのは、成長したあとでいろいろな形ででてきます。

 それを自分で経験されている美奈さんですから、子供さんの気持ちをとても理解されていらっしゃると思います。子供の宇宙、大切にしてあげてください。

 あと、セッション後は水道水よりもミネラルウォーターをたくさん飲むのがいいですよ。体は溜まった排泄物、感情をだしますから、体の代謝を促してあげるのは、お茶よりも、何よりも、ミネラルが豊富な水が一番です。僕たちの学校では、いつもセッション後には、クライアントに水をたくさんのむようにアドバイスしています。それでは、また体験記の中でお会いしましょう。

2006.08.18 14:14 URL | けーじ #- [ 編集 ]

けーじさん初めまして。winniepoohと申します。りつこさんから10セッションを受けました。私は来年1月のUNIT1を受講するよう手続きを進めています。こちらで、”RIがアットホーム”と拝見して、ちょっとホッっとしてます(^^) 何せ、英語もままならないもので、、、しかし、誰も”無謀だ!”と止めてくれません?!

 けーじさんも来年7月からRIで学ばれるとの事、タイミングが違うのが残念ですが、がんばりましょうね。

今後の体験記、楽しみにしています。

2006.08.18 14:15 URL | winniepooh #- [ 編集 ]

 こちらこそ、はじめましてwinniepoohさん。ボルダーは自然いっぱいでとっても美しい街ですよ。

 僕も英語、話せないまま、こっちにきちゃいました。僕の学校はネイティブ達にとってもしんどい学校で、最初はそれこそ死ぬ思いでやっていたのを覚えています(苦笑。  海外からの生徒も僕一人でした。ペースもなにもありませんでした。でもそのおかげでとっても鍛えられていますよ。 今ではネイティブスピーカーばかりのワークショップにでも、一人乗り込んでいけます。チャレンジなのは相変わらずですけどね。

 ロルフィングは、その点理解があります。先生も生徒も、国際色豊かで、例えば今のインストラクターの英語力は、流暢には遠いレベルです。それでもみんなに暖かく受け入れられています。またRIには2~3人くらい、日本人も常にいるようです。体験を分かち合える仲間にも出会えると思います。純日本人であれば、英語で苦労するのは間違いないですが、この際チャレンジしちゃいましょう。心配しなくても、大丈夫。来たらやるしかないですし、あくせくやった分だけ、たくさん学べますから。僕も止めません(笑

    Welcome to Boulder!!

2006.08.18 14:16 URL | けーじ #- [ 編集 ]

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