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ロルフィングセッション ★Movement ②★9/9/05

前回のセッションの終わりに、インストラクターに「何でもいいから、もっと理解を深めていきたいことを考えてきてね。」と言われました。

 そういわれてもねえ、どうしよう。何でもいいって言われたって、範囲が広すぎる。。。考えた末、でも結局考えのまとまらないまま、Movement 第二回目のセッションに出向いたのでした。こんなところは優柔不断なんです。
 毎回セッションに入る前には、5分から10分程度インストラクターと話し、調子はどうかとか、前回のセッションで何に気づいたか、などをチェックする時間があります。

 そのときに、「僕は歩くときに、足が開いてお尻の筋肉を使いすぎがち。だからもっとまっすぐ体のラインを保って、膝を歩くときに軽く曲げる感じにしたらいいじゃないかなあ。またお尻の筋肉群を使うのよりは、太ももの前の筋肉群(Quadliceps)を使って歩くと良いのではないのかな、という風に感じた。」

 そんな感じのことを伝えました。そうしたら、インストラクターは、「太ももの前にある筋肉群は強力な筋肉なのだけれど、そこは特に意識して使わなくていいんだよ。もっとお腹の深いところにある、核となる筋肉(IlioPsoas:Iliacus, Psoas major, Psoas minor)を使えるように意識すればね。」と教えてくれました。

 また「それについては、また次のセッションでするので、今日はどうすればお尻の筋肉を使わないで自然に体を使うか、についてもっと突き詰めて探求してみよう。」と言ってくれました。さすがインストラクター。うまく導いてくれました。

  セッションはいつもと同じように歩くことから始まります。セッションを受ける前の自分のパターンを再現してみたり、気づいたことを基に歩き方を変えてみたりしました。またそのギャップで自分が不快を感じることを伝えると、「その中間の動きをしてみて。」と言われ、むつかしいけどやってみたりしました。いきなり歩き方を変えることはむつかしい、ということを伝えると、無理に変えようとせず、体が適応するように任せたらいいから、というように言われました。やっぱり難しいよ。。そうしてセッションは始まりました。

 今日のムーヴメントは、いかに筋肉を使わないで歩く動作をするか、ということでした。一番の気づきがあったエクササイズを紹介しましょう。壁の近くで、仰向きになって足を壁に向けて寝ます。膝は90度に曲げて宙に浮かせ、体を下にずらしていって、壁にもたれさせます。足の裏は壁にピタッとくっつけます。そして、インストラクターのガイダンスに合わせて、壁をそっと蹴るようにして膝を伸ばしていきます。

 足の親指からかかとにかけた骨を使うことを意識して壁を蹴る場合と、前側の太ももの筋肉(Quadriceps)を使って蹴る場合と交互にしました。骨を使う場合には、インストラクターは、僕の筋肉が収縮しないように、太ももやお尻の筋肉をぐっと押さえつけていました。これで、僕は骨の部分を意識して使うように意識を向けさせられました。

 筋肉を使う場合も試しましたが、感覚は全然違いました。骨を意識して膝をのばしながら壁を蹴ろうとすると、簡単に体が上にズレて移動していきました。筋肉を使った場合は、太ももは固く収縮していましたが、筋肉で壁を押しているな、くらいにしか感じませんでした。骨を使った時と、筋肉を使った場合では、力強さが違いました。その動作を繰り返すことで、体がその動作と感覚をすこしずつを覚えていっているように感じました。

 次に足を外側にすこし開いて、壁を少しずつ蹴るという同じ動作をしました。僕の足の角度は、ちょうど普段、僕の足が開き気味になっている角度です。体重をぐっとかけたときに、足が外側に開いていると、足の親指に体重が載せにくくなり、力強さも減ってしまいました。膝を伸ばしていっても体が上の方に動いていきにくくなってしまいました。ここで、足を蹴るときにどう体重を載せたら効果的かということを少しずつ学びました。

  「足が平行にまっすぐな場合と、開いたときには、力強さがこんなにも違うのか。」これで、いかに足の親指の骨を使って地面を蹴ることが重要か、というイメージがくっきりと浮かんできました。地面を蹴るときには筋肉を極力使うのではなく、骨を使うことが大切だということです。骨を使った方が、とても力強さが増しますし、体を効果的に使えます。

  今回の「気づき」は、極力筋肉を使うのではなく、骨を使うこと。骨は筋肉よりより力強く、自然に使えるようになると、余分な筋肉を働かせる必要がなくなります。それが今日のワークで再確認できました。学校で、僕の尊敬する先生が、「骨を使って骨にワークすることが重要」といつも言ってくれますが、その意味をより深く理解することができたのでした。

 骨を使ってワークすること。僕たちボディーワーカー(特に様々な技法を使うセラピスト)は、クライアントとセッションをするときに、体の使い方を絶えず意識しなければなりません。筋肉の力でワークすると、すぐに疲れ果ててしまいます。体の重さを自分の骨に載せ、重力を利用してワークすることが何よりも大切なのです。

 体の使い方をマスターするまでには相当の時間と労力が要ります。体の動きに対する知識と理解が必要です。また知識と経験が一体となるその学びの過程で、手首や親指などを痛めたり、どこかに痛めたりしながら、四苦八苦しながらワークすることで、体と手の使い方を学んでいくのです。ちなみにロルフィングは、オイルを使いません。ですから手の使い方は、僕のするタイプのワークと異なってきます。例えばロルフィングでは親指を使うことを避けます。体の基本的な使い方は同じですけどね。

  そして骨にワークすること。ボディーワークの場合、筋肉にワークしていても、表面ではなく深い骨の部分を常に意識します。その核となる部分から、変化がより起こるのです。その部分に届くワークをしようとすると、上に書いたように、本質の部分から体の動きを学ぶ必要が出てきます。そのワークはかなり深い圧が常に必要になるからです。もしもこのワークを筋肉を使ってやると、セラピスト側は一時間で疲れ果ててしまいます。それを続けると、間違いなく体を壊します。僕はこの過程を経験しました。もしも同じことを繰り返していたら、セラピストとして長くは続かなかったことでしょう。親指を使う危険性も十分認識させてくれました。

 僕は、核の部分まで届いていないボディーワークを、これまでたくさん見てきました。それでもマッサージは副交感神経を刺激するので、気持ちいいです。リラックス効果もあります。多くの受け手の方はそれで満足しているようです。しかし、体に対しての気づきが高い人には、これでは満足できません。体の痛み、不快を経験してきた方には効果がなく、通用しません。やはり骨に届くワークが必要なのです。

  これからは、今までよりも「骨」を意識して歩いてみよう。「骨」で「骨」に働きかけるようなセッションを意識しよう。セラピスト側からの理解と、ロルフィングでのクライアント側からの体験が、「骨」についてのボディアウェアネス(体に対する気づき)をより深めてくれたのでした。
  
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2005.09.21 14:49 | ロルフィング | トラックバック(0) | コメント(0) |

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