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インテグレイティブボディーワーク~Integrative Bodywork~

最後の第4クォーターでは、インテグレイティブボディーワーク(Integrative Bodywork)を学んでいます。 Integrative Bodywork は、ここBoulder College of Massage Therapy が独特に編み出し、30年にわたって展開してきたボディーワークです。ハコミセラピーの創始者ロンクルツや、パットオーガンもここで学び、ハコミセラピーのアイデアをもらい基盤を確立していったそうです。
このボディーワークの基本的な原則は3つ。

 Mindfulness> 

 開かれ偏見がなく、価値判断をしない意識の高い状態に常に心を開いてクライアントと共にいること。セラピストが価値の判断することなく、クライアントと共にワークし、クライアントが自らの経験で、自己の無意識的なパターンを意識的に知ることを手助けします。

 Embodiment>
 
 自他の呼吸と五感による感覚、そして体に流れるかすかなエネルギーの流れに気づくこと。癖や習慣による身体の傾向、防衛パターン、に意識的に理解すること。セラピストがこれを理解していること、そしてその模範になることが、クライアントの理解を助けます。

 Holism>

 全体は個々を合わせたものより大きく、個々は全体を含みます。個々の細胞は全身の記憶と知恵を保持しています。また、体と心とスピリットは切り離すことのできないもので、体に触れるということは、その人の人生の歴史全体に触れているということを意味し、それをいつも分かっていること。

 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、要はその人のBody-Mind-Spiritを包括的にとらえ、多角的にアプローチすることが大切になります。ブレスワーク(呼吸を使ったワーク)、言葉によるガイダンス、イメージワーク、長いストローク、時にはチャクラリーディングやクリスタルを使ったワークも行います。

 セラピスト個人によってスタイルは異なりますので、何をより使うかは人それぞれになります。その自分色のスタイルを見いだすのも、このIntegrative Bodywork の特徴です。

 僕は最初は学ぶだけで精一杯、自分色のワークってどんなのだろうっ、て思っていました。もちろん個人によってタッチの質や、使う技法は異なりますから、Integrative Massage 以外のセッションでも僕色のワークであることは確かなのです。

 しかし、もっと生まれ持ったときから自分が持っているエッセンス、核の部分がどん!と前にでるようなセッションは、このクラスを始めた頃にはまだ見えていませんでした。

 ある日、授業後に呼び出されて先生に質問されました。「どうしてけーじはボディーワークをするの?」  僕の頭は「???」になりました。どうしてって。。いきなりの質問に戸惑ってしまいました。「クライアントの気づきのプロセスを助けるため。クライアントの痛みをやわらげる助けになったらと思う気持ちから。タッチのあたたかさ、重要さを感じるから。人のために何かをしたときに、自分が活かされると感じるから。」などなど。僕の先生はそれらをホワイトボードに書き連ねていきました。

 次に先生に「どうして瞑想をするのか?」と聞かれました。個人的にたまに瞑想をしますが、毎回のIntegrative Bodyworkの授業も、瞑想から始まります。僕の頭は「???」どうしてって。。「自分をよく知るため。考える脳を休ませて感覚をとぎすませる。リラックスするため。集中するため。エネルギーの流れがよくなるから。」などなど。これも先生はまた淡々と、ホワイトボードに書き連ねていきました。

 そして僕の先生は、その横に「Just Work」「Just Be There」と書きました。その時にポンッと頭の中がひらめきました。目的も何もなく、ただする、ただある状態。そっか。悶々としていた何かが晴れていきました。
 
 僕が「I'll try.(やってみるよ)」と答えると、先生は「Don't try.(やってみてはいけないよ)」と言いました。おお、いけないいけない。僕は「I am going to be a massage.(僕はマッサージになるよ!)」と言いました。そうすると、先生は「Much Better!(その方が断然良いね)」と言って、笑顔で去っていきました。

 それから自分色のワークが少しずつ顔を出してきています。分かっているのは、「ただそこでクライアントと共にいる状態になること」です。そうすると、自分の直感が全面に出てきます。

 僕の生まれ持った特徴、エッセンスがでてきます。ただそれに沿ってワークします。ですから、僕はこのワークをする前には、どんなワークになるかわかりません。ボディーワークとしての基本もちろんあります。でもどんな技法をどのように使うか、どんな言葉やガイダンスが出てくるのかなど、内容は全然わからないという意味です。ある時は、カウンセリングみたいなもの。ある時はエナジーワーク的なもの。あるときには、呼吸のワーク的なもの。普通のスウェディッシュマッサージみたいなもの。それらの組み合わせ。いろいろです。

 あるクライアントに、数回のシリーズでこのボディーワークをする機会がありました。セッションの体験、またクライアントからのフィードバック(意見、感想)から思ったことは、「その時に、その人に必要なものが、そのセッションで与えられるようだ。」ということです。Body, Mind and Spirit という全体を、包括的にを視野に入れたIntegrative Bodywork。自分で言うのも変ですが、なんとも不思議なボディーワークです。
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2005.12.11 16:07 | カラダとココロ | トラックバック(0) | コメント(8) |

コメント一覧

すごい!素晴らしい授業ですね。整体学校で、どの先生も必ずそのようなお話はされますが、具体的に科目として勉強することはありません。先生の言葉から自分で学び取っていくしかないようです。
「自分の直感を前面に出して、自分の生まれもったエッセンスに沿ってワークするとクライアントがそのとき必要としているワークになる」まさに私がめざすワークです。

2006.08.28 16:18 URL | 美奈 #- [ 編集 ]

Rolfingそのものですね!ただ具体的に見ようとするものが部分的にことなるだけ・・で、「人」という存在に関わることが同じなのですから、どんなことも本質をたぐれば、全ては同根にいきつくのでしょうね。
「愛とは関心の中にあるもの」と聞いたことがあります。アイダが「クライアントのカラダに聞きなさい」と言った言葉は、そのまま「クライアントを愛すること」そのものなのでしょうね。その時純粋にそこに居る・そこにある・・ということが、「相手を愛すること」であるのかもしれないな・・と思います。そうした時間を沢山もてますように。

2006.08.28 16:20 URL | りつこ #- [ 編集 ]

この記事を読んでて、なんだか復習になった気します。そうそう、そうだった!

この前アレキサンダー・テクニックのプラクティショナーの方と話していた時に、“クライアントのエネルギーとか痛みとか受けとってしまう時は大変ですよね”って言われたんです。

そうなんですよね。バウンダリーがしっかりしてて、相手の事を想いつつも、自分がそこに同化しない事が自分にとっても相手にとっても大切だから。

ロルフィングのクラスでは、最初のユニットからバウンダリーの事をかなり言われていたので、私は瞑想はそのバウンダリーをクリアにさせる為にやってたし、やってるね~。

自分がただそこにいて、クライアントもただそこにいる。そこでその時だから生まれるワークというものは一番力強い。

けど、バウンダリーがしっかりしてないとそれも難しい。

まだまだあまちゃんだけど、これからも胸にそういう気持ちを保ちながらワークしていきたいな♪

2006.08.28 16:21 URL | yuki #- [ 編集 ]

皆さん、感想ありがとうございます。

美奈さん☆
いつか日本にもこんな課目がある学校ができるといいなあと思います。師から弟子へ伝えるのが東洋のやり方。また科学的、客観的に分析してそれを学ぶのが西洋のやり方。それらがブレンドされているのがボルダーの地という感じがします。何事もバランスが大切ですよね。

りつこさん◇
生まれ持ったエッセンスというものの特徴は違えど、基本的にはりつこさんのいう「愛」なのでしょう。そのエネルギーが反応しあう、科学反応みたいなものだと感じます。

Yukiさん♪

「バウンダリーがしっかりしてて、相手の事を想いつつも、自分がそこに同化しない事が自分にとっても相手にとっても大切」

 うん。そうだね。これ、とても大切。ここで一つ僕の意見でYukiさんと少し違うところを見つけましたので書いてみますね。それは、「相手のことを分かろう、想おうとすればするほど、究極な形ではバウンダリーは存在しなくなる」、ということです。

 僕の体験では、セッション中に客観的には見つつも、同化はあるレベルで、実際起こっています。時にはクライアントの痛みも感じてしまうかも知れません。それを受け取ってしまうかもしれません。それはそれでいいと最近思います。その方がクライアントをよく分かりますから。クライアントをとことんまで受け入れます。共感というのはそういうレベルで起こるものだと思います。大切なのは、セッション中にクライアントの痛みは感じつつも、その感じた痛みやネガティブなエネルギーを自分の体に残さず、絶えず体の外へ流してあげることだと思います。川の流れは絶えず流れていないとよどんでしまいますから。ただ、これがなかなか難しい!

 また、Yukiさんのおっしゃるとおり、セッション前後には、瞑想はそのバウンダリーをクリアにさせる為に役だってくれますよね。

 こんなことをいう僕ですが、ときどきクライアントから受け取った感覚が残るときがあります。ぼくもまだまだ修行が足りませぬ。瞑想もっとやろっと。

2006.08.28 16:23 URL | けーじ #- [ 編集 ]

けーじさん、いつも学び深いコメントをありがとう。「瞑想」って、読んで字の如く「冥土」を「想う」ことなんで、この場合の「想う」は通信するという意味ですよね。だから、自分の心を澄ませていかないと・・・ある種大変危険なんです・・・。それでね、具合の悪いときは「瞑想」より「身体的活動」をとおして「動禅」的な「没入」のほうが
いい時もありますね。主婦だったら、家族を想ってお料理したり、お洗濯・お掃除・お買い物・・とかね。だから、私にとって「家族がある」ということが、何よりの「バランス」の源になるようです。エヘ

2006.08.28 16:24 URL | りつこ #- [ 編集 ]

りつこさん、ありがとう。 なるほど。良いことを聞きました。「動禅」って響きがとてもいいですね。

>主婦だったら、家族を想ってお料理したり、お洗濯・お掃除・お買い物・・とかね。

独身なので全部してますが、「家族を想って」この部分がない~!(笑 今は寝るとすっかり元気になりますが、「動」を取り入れた何かも、今度やってみようと思います。

2006.08.28 16:24 URL | けーじ #- [ 編集 ]

今回のブログ、なんだか言葉にならないほど感動して何度も読み直して言葉が生まれてくるまで待ちましょう。。。と思っていたらその間の皆さんのコメントに、そしてそれにお返事なさっているけーじさんのコメントにまたまた深く感動。。。で。
私は目の前にいる方の痛みをこちらの知らぬ間に引き受けてしまう体質がマダマダ残っているので、時々日常の中でヘロヘロになってしまうのですが、それを自分の中に留まらせずにさらさらとただただ流し、通り抜けさせる。。。それに必要なことのエッセンスを十二分に皆さんのコメントから学ばせていただきました。ありがとうございます☆深謝を込めて。。。

2006.08.28 16:27 URL | momo #- [ 編集 ]

momoさん♭
もう一つのエッセンスは、腹式の深くゆっくりした呼吸を絶えず続けることです。息を吸うと同時にお腹をふくらませ、自分の中に流れてきたものをそのまま外に返すイメージで息をゆっくりと吐きます。それがもらったものをさらっと流してくれますよ。ボディーワーク中は、この呼吸を忘れると、後で疲れがどっとくるんです。クライアントにあるレベルで同化していて、疲れが残らないときには、反対にこの呼吸もちゃんとできているときです。また意識しながら試してみて下さいね。

2006.08.28 16:28 URL | けーじ #- [ 編集 ]

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